設計情報
1.各鎖樋の排水能力
種類
最大排水能力 ㍑/秒 ※1
推奨排水量(最大) ㍑/秒 ※2
筒
0.2
0.1
筒 L
0.8
0.4
竹
0.2
0.1
玉
0.2
0.1
玉L
0.8
0.4
水雲
0.25
0.1
水雲 L
0.65
0.4
網代
0.2
0.1
波紋
0.2
0.1
※1 個々の鎖樋が流すことのできる最大の水量(㍑/S)です。水は散らばりますが、流すことができます。
※2 雨水を鎖樋である程度、収束させて流すことのできる最大の水量です。
2.建物に対する降水量の算出
最大降水量は建物の屋根を地面の方向へ垂直に見たときの屋根面積である投射屋根面積と、地域別に策定されている降雨強度(mm/h)より算出することができます。降雨強度とは瞬間的な雨の強さを1時間あたりに換算した雨量を指します.単位はmm/h(ミリメートル毎時)です。降雨強度と投射屋根面積をかけ合せることにより、1時間あたりで累積する最大降水量が算出できます。
屋根に対しての軒樋の必要な排水能力があり、その上で縦樋、鎖樋の排水能力があります。軒樋等の排水能力については、各メーカーにお問い合わせください。
3.その他
屋根面積が大きく、鎖樋で排水能力が足りない場合には、通常の縦樋を併用するか、雨水が樋よりオーバーフローしないような仕組みを作る必要があります。一つの手段として、雨水を緊急避難的に落としても良い箇所がある場合、軒樋の端部にガーゴイルのような仕組みを作り、水を落として逃がす方法があります。
